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☆ 日頃、お洋服や小物をお買い求めになる際の参考になさって下さい。 ☆ |
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上の配色は、下の日本の色(伝統色)見本 (サンプル) から抽出、
「紅」、「山吹」、「刈安」、「緑」、「縹」、「藍」、「紫」、「紅」の順に並べたものです。 自然界の虹の色順 は、半円の上から 「赤」・「橙」・「黄」・「緑」・「青」・「藍」・「紫」 の7色になります。 |
紅からスタートして、紅で終了しています。紫から紅の色合いを除くと、虹色の配色順になります。
色環は、それを繋いだものになっています。 色は隣同士がよりお友達度? (色合い) が近くなっています。 |
右の色環は、各色、180度の位置が 「補色関係」 になります。 尚、「補色とグラデーション」 はこちらで。 洋服、小物などのベースカラーに対して、その中に補色を使用する事で、コントラストが非常に強調されます。 |
下の色見本 (サンプル) の順番も虹の色順にしています。 更に、各々の色系統の順番も同様です。 例えば、赤系は紫味の赤からスタートして黄味の赤の配列になっています。 無彩色につきましては、順序は無視なさって下さい。 無彩色系の中に色彩理論の白から黒への無彩色のみではなく、黒っぽく見える有彩色を一部入れています。 |
それでは、日本の文献に記されている少なくても1400年間に渡る、日本文化の色 (伝統色) をご覧下さい。 |
☆ 色目 ・色名の読みは、見本色 (サンプル色) に マウス-ポイント をお乗せ下さい。
色名の誕生時代も確認できます。 |
![]() | 臙脂 | ![]() | 茜 | ![]() | 紅 | ![]() | 浅緋 | ![]() | 赤色 |
![]() | 辰砂 | ![]() | 退紅 | ![]() | 黄丹 | ![]() | 緋 | ![]() | 鉛丹 |
![]() | 朱色 | ![]() | 猩々緋 | ![]() | 蘇比 | ![]() | 躑躅 | ![]() | 桃色 |
![]() | 紅梅 | ![]() | 撫子 | ![]() | 薄紅梅 | ![]() | 桜 | ![]() | 一斤染 |
![]() | 柿衣色 | ![]() | 蘭茶 | ![]() | 江戸茶 | ![]() | 黄櫨染 | ![]() | 路考茶 |
![]() | 団十郎茶 | ![]() | 芝翫茶 | ![]() | 黄橡 | ![]() | 栗色 | ![]() | 璃寛茶 |
![]() | 肌色 | ![]() | 赤朽葉 | ![]() | 朽葉 | ![]() | 山吹 | ![]() | 鬱金 |
![]() | 支子 | ![]() | 櫨 | ![]() | 藤黄 | ![]() | 梅染 | ![]() | 香染 |
![]() | 鳥子色 | ![]() | 利休白茶 | ![]() | 黄檗 | ![]() | 利休茶 | ![]() | 桑染 |
![]() | 刈安 | ![]() | 鶸茶 | ![]() | 麹塵 | ![]() | 黄緑 | ![]() | 萌木萌葱 |
![]() | 柳色 | ![]() | 苔色 | ![]() | 草色 | ![]() | 若葉色 | ![]() | 浅緑 |
![]() | 緑 | ![]() | 深川鼠 | ![]() | 白緑 | ![]() | 常磐 | ![]() | 深緑 |
![]() | 海松 | ![]() | 木賊 | ![]() | 青磁秘色 | ![]() | 緑青 | ![]() | 青竹 |
![]() | 新橋色 | ![]() | 鉄紺 | ![]() | 瓶覗 | ![]() | 水色 | ![]() | 空色 |
![]() | 水浅葱 | ![]() | 浅葱 | ![]() | 納戸色 | ![]() | 露草 | ![]() | 桔梗 |
![]() | 紫苑 | ![]() | 瑠璃紺 | ![]() | 群青 | ![]() | 縹 | ![]() | 紺青 |
![]() | 浅縹 | ![]() | 藍 | ![]() | 紺 | ![]() | 二藍 | ![]() | 深縹 |
![]() | 藤鼠 | ![]() | 茄子紺 | ![]() | 紫紺 | ![]() | 青紫 | ![]() | 楝色 |
![]() | 菫色 | ![]() | 藤色 | ![]() | 江戸紫 | ![]() | 京紫 | ![]() | 深紫 |
![]() | 紫 | ![]() | 古代紫 | ![]() | 半色 | ![]() | 淡色 | ![]() | 濃色 |
![]() | 減紫 | ![]() | 浅紫 | ![]() | 深緋 | ![]() | 蘇芳 | ![]() | 海老色 |
![]() | 鉛白 | ![]() | 白無垢 | ![]() | 銀鼠 | ![]() | 江戸鼠 | ![]() | 薄墨色 |
![]() | 梅鼠 | ![]() | 胡桃染 | ![]() | 煤竹 | ![]() | 葡萄 | ![]() | 葡萄鼠 |
![]() | 褐色 | ![]() | 黒鼠 | ![]() | 滅紫 | ![]() | 媚茶 | ![]() | 鶯茶 |
![]() | 千歳茶 | ![]() | 藍鼠 | ![]() | 錆鼠 | ![]() | 青鈍 | ![]() | 柴染 |
![]() | 利休鼠 | ![]() | 鈍色 | ![]() | 秦染 | ![]() | 橡染 | ![]() | 墨 |
★ 尚、red yellow green blue violet black はマンセル色環表等による基本色です。 |
☆ 日本の色誕生 から飛鳥、奈良、平安時代までの色名の歴史 は、 | 「日本の色(伝統色)」 をご覧下さい。 |
☆ みやびな世に創造された重色目 ( 2〜3枚の布での色表現) は、 | 「襲色目と重色目」 でご覧頂けます。 |
☆ みやびな世の十二単の襲色目 (布の配色組合せの色表現) は、 | 「続 襲色目と重色目」 でご覧下さい。 |
☆ 上にある、日本の色 (伝統色) 見本は、顔料 (絵の具) と明治〜現代色を除き、全て、草木を染料として 布(主に絹)に染められた色名です。現在は、明治の中頃に導入された化学染料で布に色出ししています。 逆に考えますと、それ以前長時間に渡り、日本の色 (伝統色) は、植物を原料として染色していた事に。 従いまして、indigo deep blue で無く藍、brown で無く茶、grey で無く灰。この3色がメンズスーツ基本色。 日本の色 (伝統色) は、当たり前ですが、日本語になります。例えば、ネービーブルーは米海軍制服色。 メンズと違い、レディースは、たくさんの色数がありますので、幸せです。最後の色選択は、「好き・嫌い」。 | |
★ 悠久と流れ続けた・続けている 「日本文化の色」 の数々をご堪能頂けましたでしょうか? 日本の色は、基本的には 「顔料」 色を除き、 「染料」 色は、すべて自然の野 ・山 ・庭に存在する 「草木花」 を原料とした 「草木染め」 になります。 従いまして、草木染めカラーは、どぎつい色でも何処か 「優しく」 寒色系の色でも何処か 「温かい」 感じ。 染色する為に、花を折ったり草木を倒したりして結果的には地球に優しく生き物に冷たい感が有ります。 しかし、有史以来、有機系の食物で 「人間」 は生存してきた訳ですから、少し釈然としませんが・・・・・。 草木染めカラーの日本の色 (伝統色) は、ほほ、ほんのり、わたくしたちの 「五感」 を和ませてくれます。 ![]() |
<おシャレ度アップの簡単アドバイス> | ![]() |
全ての基本・・・・・アウター (一番上に着用するアイテム) は、ご自分の 「お好き」 な色に。 |
▽ 清楚な貴女へ |
インナーは白。又は、アウターと同色系のグラデーション色。 同色系のグラデーション色選択のポイント・・・赤系の色でも、紫味〜黄味色を間違えず、同じ味色の濃淡で。 ここを間違えると、とっても野暮っぽくなり、おシャレ度ダウン、回りの皆さんに、ちっともアピールできません。 |
▽ 少しだけ、彼を振り向かせたい貴女へ |
インナーは白。又は、アウターと同色系のグラデーション色。ここまでは一緒です。 インナーのベース色の中に、5%〜30%の補色を使用する。 (%は彼の振り向かせ度です。) %数字は、アウターから覗いている面積に対する比になります。 アウターデザインにより彼から見える分量が異なりますので、ご注意下さい。 覗いている部分の色出しは、何でも O.K.。 織り柄、プリント、刺繍、アクセサリー、小物 等々。 |
▽ やや、お洒落に自信がある貴女へ |
貴女は、多分、ご自分のお好きな色がある筈です。 服は勿論、アクセサリー ・小物までコーディネートされていると思います。 但し、ファッション誌のカラーコーディネートの模倣だけですと、貴女の個性が存在しません。 もう一度、鏡に映った貴女を、よーくご覧になって下さい。 もっと素敵な貴女だけの貴女を捜してみませんか。 きっと、新たな展開が開けると思います。 |
▲ 続きは、又、後日にいたします。日本の色 (伝統色) も順次増やします。 お楽しみに・・・。 |
★ 日本の色(伝統色)見本は下記の方々を参考にさせて頂きました。 |
「草木染日本色名事典」 山崎青樹著 「日本の伝統色 色の小辞典」 福田邦夫著 「色 ・彩色の日本史」 ![]() ![]() |
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